ワイト島のザ・フー1970 -究極エディション- [DVD]



ワイト島のザ・フー1970 -究極エディション- [DVD]
ワイト島のザ・フー1970 -究極エディション- [DVD]

ジャンル:アニメDVD,漫画DVD,アニメ,漫画,テレビ漫画
収録曲:ヘヴン・アンド・ヘル, アイ・キャント・エクスプレイン, ヤング・マン・ブルース, アイ・ドント・イーヴン・ノウ・マイセルフ, ウォーター, シェイキン・オール・オーヴァー|スプーン・フル|ツイスト&シャウト, サマー・タイム・ブルース, マイ・ジェネレーション, マジック・バス, 序曲(『トミー』), イッツ・ア・ボーイ(『トミー』), 光を与えて(『トミー』), クリスマス(『トミー』), アシッド・クイーン(『トミー』), ピンボールの魔術師(『トミー』), 大丈夫かい(『トミー』), フィドル・アバウト(『トミー』), ミラー・ボーイ(『トミー』), 奇跡の治療(『トミー』), 僕は自由だ(『トミー』), 僕たちはしないよ(『トミー』), シー・ミー・フィール・ミー(『トミー』)|リスニング・トゥ・ユー(『トミー』), トミー、聞こえるかい?(『トミー』), 恋のピンチヒッター (ボーナス・トラック), ネイキッド・アイ (ボーナス・トラック),
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以前のバージョンの方が個人的には好き

言わずと知れた伝説とも言って良い最高のライヴ映像です。世界三大ロックバンドにも数えられることもあるThe Whoのノリに乗った最高のライヴだと思います(日本ではなぜかマイナーなようですが)。現代のサウンドと比べればシンプルですが、それでも変わらない圧倒的な良さがあります。好みはあると思いますが、ここまでサウンドと一体化したバンドはそう多くないと個人的には思います。このライヴステージから繰り出されるサウンドと一体となることができた時、あなたは魅了され最高に気分が良い状態となると個人的には思います。

少し大げさだったかもしれませんがとにかく大好きなライヴ映像でかなりおすすめです。単に一つの高度なロックライヴ演奏を堪能したい方にもおすすめです。同時期The WhoのライヴCD「Live at Leeds Deluxe Edition」も発売されていますが、それぞれ違った良さがあります。個人的には映像の方を先に見た方がThe Whoの良さが分かりやすく、よりCDの方も楽しめると思いますので先にDVDを見ることをおすすめします。

さてここまで映像を評価しておいて評価を低くしたのは、以前のバージョンに比べ収録された音の状態などに不満があったからです。以前のバージョンを持っていましたが今回究極エディションが廉価版となって発売されたのを期に購入しました。確かに以前のバージョンに比べ音が広がり、ライヴ感・ライヴ空間をより感じられるようになり、とてもリアルな感じとなったように感じます(以前のバージョンと別物と言ってよいでしょう)。ですが個人的にはアレンジのし過ぎでリアルっぽくはなっていますが、何もしていない以前のバージョンを知っているだけにかえって不自然に感じてしまいました(こもった音ではなくなりましたが、細かい音が逆に聴きづらくなった気がします)。

特に失望したのは1曲目のHeaven And Hellで、途中音のリミックスだけでなく構成までアレンジしてしまって映像と演奏が丸っきり合っていない場面があります(よりにもよって曲で一番ノッている箇所です)。このライヴ演奏が収録された正規のCD「Live at the Isle of Wight Festival 1970」も実は出ていてそれを聴くと分かりますが、以前のバージョンもそうですがDVDでは映像・音声共にカットされて短縮されて収録されています(曲順も違います)。以前のバージョンではそれでも映像と音が一致するように収録されていました(若干の音ズレは指摘されていましたが)。

ですが今回は映像は以前のバージョンのまま、音の方のみを変化させて映像に組みこんだために不自然になっています。この安易さには失望だけでなく怒りも感じました(特にお気に入りな演奏だったので。やるならノーカットか以前のバージョンのまま収録して欲しかった)。音が広がり音質の変化を良いと感じるか悪いと感じるかは個人の好みの違いだったとしても、少なくともこの構成のアレンジはいかんだろうと思います(探せば他にもあるかもしれません)。

他にも映像が最新技術により処理され16:9にとありますが、16:9になって確かに前のバージョンに比べて横が広がり見えるようになっていますが逆に上下の映像がカットされてしまっていたり(メンバーの頭が切れてしまっていたり今まで見えていた上下が見えなくなっている)、デジタル処理の影響なのかたまに細い青い縦筋が見える、最後のシーンで最後まで演奏が終わっていないのにテロップが出始める(以前のバージョンではそうではなかった)など、本当に安易さが伺えます。

ただ2曲のボーナストラックとピート・タウンゼントのインタビュー映像、この2つの追加は究極エディションとなって初めて見れたので良かったとは思いますが、個人的には結果的にこの2つ目当ての購入となってしまった感があります(誤算でした)。もし旧バージョンか究極エディションかで選ぶとしたら私は旧バージョンを選びます。

以上の理由から評価は低くしました(本当は追加部分だけで5つにしたいのですが)。概ね絶賛されていますし少数派かもしれませんが、少なくともこう感じている視聴者もいると製作者に知って欲しいと個人的には思います。このライヴが大好きな私としてはできれば是非改善して頂きたいと思います(無理だと思いますが)。



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