演習問題を解けば分かる
有機は覚えることが多いし、反応もたくさんあるので混乱してあんまり好きになれなかった。特に官能基の数が増えてくると全てがイレギュラーに見えてきた。そして投げ出した・・・有機が苦手な人も同じように感じていると思う。
しかし、一見膨大な量に思える演習問題を解いていくとだんだん反応機構が分かってくる。頭の中で有機実験をするような感覚だ。特に覚えようとしなくても、そのうちあの矢印が面白いように描けるようになる。有機合成を学ぶに当たっては、本をだらだら読むより自分で問題を解いていくほうが効率がよいと思う。
ボルハルトは全体にわたって丁寧な記述で、素直に読んで例題→演習問題と学習を進めていけば、有機の基礎はしっかり分かってくると思う。そして有機化学が結構ロジカルなものだと実感できる。和訳も読みやすいし、絵もカラフルだし(時々著者のfamilyが登場するが)一冊目には最適だと思う。
教科書、参考書に最高。
ソロモンよりは問題の質も良く、大学レベルならば苦労はしないでしょう。
上・下併せて買って読めば、有機化学をマスターした気分になれます。
実際にわかりやすいですしね。
やはり、何かと持ち運びにはむかない点と、値段、解答が別売りなので星4つですね。
合成が好きならば
合成が好きならば始めの一冊にはお勧めです。 特に章末の反応チャートは、官能基ごとに反応を検索したいときに 非常に役に立ちます。中身の順序も初学者向けで分かりやすく、かつ調べやすくなって います。 ただし、転位反応、フロンティア分子軌道論にはあまり触れていないため シグマトロピー転位やペリ環状反応周辺は別の本で勉強する必要が あります。また、反応機構は「こうなりますよ」と書いてあるだけという 感じがするため、巻矢印の意味をしっかりと理解するのは難しい気がします。 反応機構をしっかりと見たければジョーンズの上巻だけを読んでみると いいと思います。反応機構・構造のジョーンズ、合成のボルハルト という気がします。 演習問題も質がいいので、始めの一冊から有機を専門にしない人が 大学院入試までは余裕で対応できます。
現代有機化学(第四版)
最新版(2004年4月発行)です。化学専攻ならばマクマリーよりボルハルト・ショアーのほうがお勧めのようです。第四版の下が出るのはもう少し待たなければならないでしょう。写真がのっていて、カラーで見やすい仕上がりです。生化学や薬学、工学に内容を関連づけて各項が紹介されています。演習が「問題」「グループ学習課題」「専門課程進学用問題」と分かれています。(内容はそれほど差がありませんが。)巻末に答えのみが簡単にのっています。「問題の解き方」を併用するのがいいかもしれませんが、大抵は巻末の答えで間に合うはずです。ただ厚み3cm、B5サイズとなると結構かさばるものです。
化学同人
ボルハルト・ショアー現代有機化学〈下〉 ボルハルト・ショアー 現代有機化学問題の解き方 アトキンス物理化学〈上〉 物理化学―分子論的アプローチ〈上〉 物理化学―分子論的アプローチ〈下〉
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